保育園と療育の両立はできる?スケジュール実例&親の工夫まとめ

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「療育ってどうやって通わせてるの?」「保育園との両立、やっぱり大変?」


わが家には、保育園に通いながら療育も受けている4歳の息子がいます。最初は時間のやりくりに悩み、毎日バタバタ。子どもにとって無理のないスケジュールを模索し、親の負担を減らすためにいろいろな工夫を重ねてきました。


この記事では、実際の平日スケジュールや、保育園と療育を両立するために行っている親の工夫を具体的にご紹介します。きっと、同じように悩んでいるご家庭の参考になるはずです。

保育園と療育の両立って可能?通っている家庭はどれくらい?

「療育に通わせたいけど、保育園もあるし…」「仕事がある中で両立できるの?」

そんな不安、ありますよね。私も最初は同じように悩みました。
でも、実は保育園や幼稚園に通いながら療育も並行して通所している家庭はとても多いです。発達がゆっくりなお子さんのほとんどが両立していると思います。

保育園と療育を両立している家庭の実態|通所頻度や送迎事情

療育の通所頻度は、週1〜3回程度が一般的。

施設によっては、保育園の登園・降園時間に配慮したり、送迎サポートがある場合もあります。


療育施設では、子どもの発達や家庭の状況に合わせて通所時間や頻度を柔軟に調整できるところも多く、「無理なく始められる」体制が整っています。
ただし、人気の施設は空き待ちの状態がほとんどなので、早めに問い合わせ・仮予約をしておくのがポイントです。

保育園と療育どっちを優先する?バランスの考え方

「保育園を休ませてまで療育に通わせるのはどうなんだろう…」と悩むこともありますよね。

でも、どちらを選ぶかは“子どもにとって必要な時間”で判断するのが大切です。


わが家では、まずは保育園を軸にしながら「できる範囲で」療育をスタートし、子どもの様子に応じて徐々に調整していきました。

【実例公開】保育園と療育を両立しているわが家の1日のスケジュール

息子は週3〜4回、療育に通っています。

「療育→保育園」「保育園→療育」など、日によってスケジュールは変わりますが、いちばん子どもが負担少なく過ごせる流れを意識しています。


以下は実際のパターン例です。

パターン①|午前中に療育がある日のスケジュール

時間帯内容
7:00起床・朝食・身支度
9:30療育施設へ出発(母が送迎)
10:00〜11:00療育(個別活動)
11:30保育園へ送る・給食から合流
11:30〜17:00保育園(昼寝・自由遊び)
17:30お迎え・帰宅、おやつ・家遊び
18:30以降夕食・お風呂・寝かしつけ

パターン②|午後に療育がある日のスケジュール

時間帯内容
7:00起床・朝食・身支度
8:30保育園に送る
8:30〜15:00保育園(自由遊び・昼食・昼寝)
15:00保育園お迎え
15:30療育施設へ出発
16:00〜17:00療育(個別活動)
17:30帰宅・おやつ・家遊び
18:30以降夕食・お風呂・寝かしつけ

パターン③|中抜けで療育がある日のスケジュール

時間帯内容
7:00起床・朝食・身支度
8:30保育園に送る
8:30〜13:00保育園(自由遊び・昼食)
13:00お迎え→療育施設へ出発
13:45〜15:15療育(集団活動)
15:45保育園に戻る
15:45〜17:00保育園(ダンス・自由遊び)
17:30お迎え・帰宅、おやつ・家遊び
18:30以降夕食・お風呂・寝かしつけ

保育園と療育の両立を助けた!親が実践した5つの工夫

① 時間を逆算して毎日の行動パターンを固定

「この時間までに着替え」「○時には出発」と逆算してなるべく毎日同じ流れを意識。

子どものやりたいこと・ルーティンも考慮して組み込んでおくことで、朝のバタバタを減らしました。

② 保育園としっかり連携!連絡帳をフル活用

療育の予定は曜日ごとに保育園へ共有し、スムーズな送迎につなげます。

連絡帳でも療育のあった日の状況を伝達。

小さな情報の積み重ねが信頼につながります。

③ 見通しが持てるよう声かけ・切り替え支援

予定を事前に子どもに伝えておくことで、活動間の切り替えがスムーズに。

朝に「今日は何があるか」を伝えるだけでも違います。

④ 完了より“終了”を意識した予定管理

全て完璧にこなそうとせず、時間になったら切り上げる。

どうしてもこなすことにこだわりがあるときは、自分の中で段階をつくり、段階と時間で区切りを付けられるようにしました。

親の私自身もこだわりがあることに気づいたので、これがストレスを減らすコツです。

⑤ 自分時間の確保をあきらめない

子どもが寝た後、短くても“自分の時間”を確保。本・ドラマ・趣味などを後回しにしないことで、心が整います。

よくあるQ&A|保育園と療育の両立 疲れやすさ・仕事の調整はどうする?

Q. 子どもが疲れすぎていないか心配です

→ お昼寝や帰宅後の様子をチェックし、少しでも疲れていそうなら療育の頻度や内容を見直すのが◎。施設と相談しながら進めましょう。週1回からでも十分です。

Q. 他の子と比べて落ち込みます

→ 私もそうでした。でも「この子はこの子のペースで育っている」と考えるようになってから、気持ちがラクになりました。

Q. 仕事との両立が難しい場合はどうする?

→ 下の子の育休中で今は回っていますが、復職後はフレックスや有休を活用する予定。難しい日は夫やシッターに送迎を依頼するなど、周囲に頼ることも考えています。

まとめ|保育園と療育の両立は“無理せず続けられる形”で

保育園と療育の両立は簡単なことではありません。

でも「子どもに必要なサポートを届ける」ためには、とても大切な選択です。


大切なのは、無理せず、続けられる形を見つけること。

頑張りすぎず、必要に応じて他人に頼ることも忘れずに。

どちらも大切にできるよう、日々を整えていきましょう。

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